「お知らせ」にも掲載していますが、今年度も社会福祉法人慶光会 実践発表会を開催しました。
この会は毎年、慶光会職員はもちろん、評議員・理事・監事・後援会役員の皆様、慶光会を支えて下さっている皆さまにご参加いただいて開催しています。
 
今回は、きょうされん専務理事の藤井克徳様の特別講演の後、昨年度、実践検討部会で検討し取り組んだ利用者実践を2例発表しました。
1例目は、「ルールの簡素化への取り組み」について、蒜山慶光園(入所施設)からの発表です。
この事例は、「今までこうだったから」という既成概念にとらわれることなく、「本当にこの支援で良いのか」という視点を持って改めて支援を考え直し、本人の意志決定を尊重しながら取り組んだ実践事例でした。
 
2例目は、「クライシスプランの活用と支援の統一」について、グループハウスかわかみ(グループホーム)からの発表です。この事例は、利用者と一緒にクライシスプランを作る=利用者自身を主役として支援の統一化を行うことにより、利用者と支援者が同じ目標を持って支援することにつながった実践事例でした。
 
その他、活動報告として、今年度4月から開所した、地域活動支援センターくらよしの活動報告、そして法人内の就労や作業調整を行っている就労調整部から、慶光会の就労実績報告を行いました。
法人内でも、他事業所の実践や法人内を横断的に活動している部門の活動を一度に知る機会はなかなかないので、職員一同で共有する良い機会となりました。
藤井様の特別講演に続き、障害者支援について理解を深める時間となりました。